長女気質専門コンサルタント、佐藤優華です。
「自分を縛っている自分」に気づいている人は、自分への理解がかなり進んでる人。
自分の中にそんな自分がいることに、気づいていない人の方が多いのではないでしょうか。
自分を縛る自分とは「こうするべき」「こうしなければ」「そんなことをしてはいけない」「もっとちゃんとやれ」などとあなたを正そうとする頭の中のあなた。
誰でも持っているものですが、もしあなたが今、悩みを抱えているのなら、自分を縛っている頭の中のあなたを安心させて抱きしめてあげる時。
あなたを縛るあなたは、あなたが幸せであり続けるために小さな頃からあなたに正しい振る舞いや選択を教えてくれた。
それは主に親や成長に深くかかわった人の教えです。
あなたを愛し育ててくれた人が目指す良い形を、あなたが叶えて見せることで期待に応えようとしているのです。
でも、その教えの中にはあなたがどうしてもできないことがあるんです。
どう頑張ってもできない。他の人ならできるのに、私がダメだからできない。そう感じること。
それが「罪悪感」
そして、その「できない」を自分のために受け入れることが、「自立する」ということ。
あなたにとってどんなに大切な人の教えよりも、ありのままのあなたをそれでいいと思えること。
例えば、「人付き合いがうまくない私」とか、あるよね。
もっと愛想よくできたら、あの人みたいにいいこと言えたら、もっと人気者になれるのに、もっと毎日楽しいのに。。。
今日もこんなこと言ってしまった。相手の気を悪くさせた。ほんとダメな私。いつまでもダメな私である罪悪感。
こんなとき、罪悪感を感じている自分、自分を責めている自分がいることに気づきましょう。
そして、ダメだと思っていること(この場合、人付き合いが下手な私)をそれでいいと思ってみる。思えなくても思ってみる。
人付き合いが下手な私が私なんだと思うだけ。いいも悪いもなく、ただそうなんだと受け取るだけ。
じーっと、そう思えるまで、ダメだと思う自分をぎゅーっと抱きしめてあげるイメージ。
それから、じゃあ、そんな人付き合いが苦手な私がどうしたら安心して自分を責めずに暮らせるかを考える。
苦手なんだと周りの人に話すとか、無理しないで過ごすと決めるとか、どんな場が安心で、どんな場は苦手か知るとか。
そうすると、少しずつあなたのためにあなたが動けるようになって毎日の安心が増すのです。
私の場合を話すと、「休む」ということに罪悪感を感じやすくて。
子供の頃、休んでいると母から「自分ばっかり休んで」と怒られてたから悪いことしている気持ちになるんです。
でも、自分を幸せにすると覚悟を決めてから、休みたいと思う自分を大事にしてあげると決めて休むことを徹底的にやった時期があって。
家族がみんな仕事や勉強してても休んでみたし、職場に休みたいと言って自分だけ休んだり。
もちろん罪悪感出てきたけど、最悪感を感じないことにしたの。
感じても、罪悪感を感じることではないよって自分に何度も声かけた。
そしたら罪悪感のかわりに感謝が出てきた。
びっくり!!
それも、感謝の気持ちがあふれるってこういうことかー、ってくらい。私が感謝でいっぱいになった。
しかも、それまで他の人にも「休めていいよね」って思ってた黒い私もいなくなって、すごく自分が軽くなったのです。
だから、罪悪感はサインなだけで、それを感じるのも感じなくするのもあなた次第だと私は言えるんです。
もっとあなたらしく幸せな時間を増やせるよってことなんです。