長女気質専門コンサルタント、四柱推命鑑定師の佐藤優華です。
今日は、自分の気持ちって自分では本当にわからないよね、というお話です。
少し前に、友人の旦那さんが健診で再検査に。でも結果大丈夫だったとわかった時、安心して泣き崩れた、という友の話を聞きまして。
なんて素敵な関係なんだろうと。でも、私は泣き崩れない方の妻だな、と話していたんです。
それからしばらくした、ある夜に。
夫に急に起こされて「おなかが痛い・・・」とただならぬ様子。
これは救急車案件だと、寝起きでもすぐに判断したのは看護師の経験が活きたんでしょう。
すぐに救急車を呼んで乗り込んだけど、お腹が痛い訴えとは別に、心電図が明らかに心筋梗塞の波形で、しかも徐脈と言って、脈拍の回数が遅くなっている。
ものすごく嫌な予感。
そして、日曜日の夜だったのもあって、なかなか搬送先の病院が見つからず。
長女気質と医療従事者の悪い癖で。最悪の事態を考えながら言いようのない不安が想像以上に自分の中に広がっていくのを感じて、「あれ、私不安なんだな」と驚きつつ、そんなことに驚く自分にもちょっと引く。
元々、幼い頃に両親が離婚した経験からか見捨てられ不安が強くあって、最悪の事態を無駄にシュミレーションするクセがある。
本当にお勧めしないけど、一通り最悪の事態のシュミレーションをしない方が私は不安。何の意味もないとわかっていても。
これも長女気質あるあるだけれど。
それが現実になる可能性が出たことでいろんなことが頭を駆け巡り。
とりあえず今、病院を探してくれているけど、最悪このまま帰らぬ人になることもあること。
子供たちがどう感じるのか、私にケアができるのか。
そもそも私は大丈夫なのか。自分の気持ちを受け止められるのか、日常を生きていけるのか・・・とか。
そんなことを考えている間に、消化器のドクターはいないけど、循環器(心臓)のドクターがいる病院でもいいかと聞かれ、「全然いいです!!」と答えて、やっと病院が決まり、救急の処置室に入ったら一安心。
結果、大丈夫だったんですけどね。
そしてやっぱり私は夫の無事がわかっても泣き崩れることはなかったのだけど。笑
でも、もっともっと冷静でいられてしまうんではないかと思っていたのです。
私はだいぶ冷たい人間なので。
でも、思いもよらなかった気持ちがいろいろ出てきていた時。
そんな気持ちになった自分が見つかって良かったなぁと思い、やっぱり自分が見つけていない自分ってたくさんいるんだなと実感して。
これは一人では見つからないことで、誰かとの関わりを通したり、誰かの目を通した自分を知ることだったり、何よりも自分の気持ちを言葉にしていくこと。
自分を決めつけずに、これをたくさんたくさんやっていくことを続けていこうと思ったのでした。