長女気質専門コンサルタントと四柱推命鑑定師の佐藤優華です。
ついつい人を変えようとしたくなる時ってありますよね。
私は子どもを変えようとしていた時があったけれど、それがなぜかと考えると、自分の思うことが絶対に正しいと思っていたからです。
子どもはまだ未熟で教えてあげなければならない、という親として誰もが当たり前に持つ思いももちろんあります。
でも、パートナーシップや長女気質のご相談を聞いている時も、「これは相手を変えようと頑張っているから、いくら頑張っても終わりが見えない感覚を抱いているんだな」と見える時があるんです。
そんな人に共通していることは3つ。
「相手のことばかり考えている人」
「頭だけで考えている人」
「学ぶけど、納得したら行動しようと思っている人」
です。
ひとつめの、相手のことばかり考えている人は「悩みの活かし方」を知りません。
「悩み」とは、今のあなたが幸せに生きるために変えなければならないことがありますよ、というお知らせです。
それは他の誰かではなく、紛れもない「あなたの中にそれがある」ということ。
でも相手のことばかり考えている人は、問題は相手にあると思っていて「相手のためになんとかしなきゃ」という想いがベース。(子どものために、という親の悩みもこれですね。)
だからそれが行き過ぎていたとしても気づきにくいし、やめることはその人を見捨てることに等しく感じるので、どこまでも相手のことばかりに気持ちが向きます。
でも。
相手もあなたと同じように、同じことについて深く自分のことを悩んでいるのでしょうか?
「自分のここが問題だから一緒にどうしたらいいか考えてほしい」と言われたことがありますか?
そうではないはずです。
あなたが考えたいから考えている。
こうなってほしいというあなたの望みを叶えようとしているだけ。
その事実に目が向いていない、「自分が見えなくなっている」ことが悩みが生まれた原因です。
「もっと自分を見て!」という自分からのアラートなのです。
ふたつめの頭だけで考えている人は思考優位。過剰なほど思考が常に働いています。
「これだけ深く考えている」と思うかもしれませんが、今この瞬間の決断を下すための思考以外はただの暇つぶし。
それでも「これだけ深く考えている」という感覚から、人の状況や感情を想像したに過ぎない妄想を信じ込み、現実と妄想の区別がつきにくくなってしまいます。
更に、思考とはその人が過去経験したことの範疇を超えることはないので、今の自分を変えたい気持ちがある時に自分の頭の中だけでいくら考えても効果は薄い。
それに。
当たり前ですが、ずーっと思考を働かせていたら、思考だって疲れて正常な判断が下せなくなるもの。
でも、思考優位に陥っている時って、止めたくても止められなくなってしまうんですよね。
そんな方への効果的な対処法もコンサルでお伝えしています。
思考が緩んでくると、それまで見えてなかった景色「客観的な事実」が見えてきます。
長女気質さんに限らず客観的に状況を見る技術は必要です。
みっつめの、学ぶけど納得したら行動しようと思っている人が一番苦しさから抜けにくいタイプです。
気持ちはとってもわかります。わからないと行動しても。。。と思ってしまう。
でも、逆なんです。
行動しないからいつまでもわからないんです。
というと「やってるのに」という方もいるんですが、やり方がズレているか、やったつもりかもしれません。
思考の所でも書きましたが、理解は過去の経験に基づいています。
でも、悩みにいる人に必要なのは今の自分を超えること。
新しい経験が今のあなたを超えるためには絶対に必要です。それがあなたの幅を広げてくれます。
行動するって怖いんですよね。新しい経験であればなおさら結果の予測がつかないから。
でも、今のあなたを超える未来に行くにはそれが一番の近道です。
それは一度で成功するわけではなく、トライ&エラーを繰り返すもの。それを知らないと「うまくいかない」と途中で諦めてしまいやすいので、心が折れないようにコンサルで伴走しています。
本当に必要なのは、人ではなく自分を客観的に見る視点です。
人は変えられないので自分を見て知ることが楽になる近道なのです。
そのために必要なのは
棚上げしている自分を棚からおろしてよーく見ること
思考を働かせすぎないこと
行動を変えていくこと
全て客観的に自分を理解するために必要なことです。