長女気質専門コンサルタント、佐藤優華です。
前回のブログからのつづき
夫に「2万円を渡すことをやめる」
いやいや、ないわ。できない。
だって、今もう既に負担が大きすぎるはず。「裏切り」になるし、「お荷物でしかなく」なってしまう。
少しは「役に立たなきゃ」いけないし、「自分だけ楽してやりたいことやるのは気分悪い。」
しかも、実際2万円を渡し忘れてたりすると夫から催促されるから、必要なことは「間違いない。」
この「」の部分がまさに、私が握りしめている思い込みの色眼鏡。その色眼鏡を通して起こる出来事を
見ているのです。どうしたらいいかわからない時、自分がどんな思い込みや枠の中にいようとしているのか
そこをみつめるとやるべきことが見えてきます。
カウンセラー仲間のみんなが言うのは
「2万円くらいどうとでもなるのに、優華ちゃんが渡さないとダメだと思って渡してるから催促されるんじゃない?」
私がそう思っているからその現実が来る。私が自分でコツコツ作った結果が目の前にあるだけ。
もしも私が2万円を渡さなくても大丈夫だ、と当たり前に思っていたら、私の言動の全てが変わるので、当然現実が変わる仕組み。
「本当の優華ちゃんは全部面倒見てもらって安心したいのにそんな自分ではだめだと、無理して頑張る道を選んでるからうまくいかないことが出てきてるんじゃない?」とも。
それを聞いて思い出したのが、夫とお金の話をした時に「自分の分は自分でやってください」と言われたこと。
そりゃそうだと思った。いい大人(にもほどがある)なんだし、夫婦だからって全部面倒見てなんてだめだよね、と。
でも、心で感じたのは突き放されたような、やっぱり私は誰からも助けてもらえないし、自分のことは自分で何とかしなきゃいけないんだという想い。孤独と不安。
そして、当たり前にみんな自分のことを自分でやってるのに、どうして私はこんなに普通のことができないんだ、と自分を責める。
負のループ。
もちろん助けてくれるんですよ。今だって助けてもらってる。
全部自分でやってるわけじゃないし、どれだけ助けてもらってるかわからないくらい支えてもらい、助けてもらってる。
なのにそう感じる。「ない」と感じてしまう。助けてもらえないと思ってしまう。
それは、「当たり前の日常のありがたみ」に気づきにくいことを考慮しても、完全に「ない」と思ってしまうから、私のバグ(誤り、不具合)なんです。
(わかってるけどそう思ってしまう、は大抵バグです)
じゃあ、そんなバグを修正するにはどうしたらいいのか?
やる(行動)しかないんです。
正しいと思えない、嫌われるに決まってる、責められる、ありえない、それはダメだと自分に禁止してきたこと。
それをやるしかないんです。
とはいえ闇雲にやればいいって話ではなく、何をやるか、何をやらないかを判断するのはとても大事。そのために私たちカウンセラーがいるので。
頭で考えてるだけでは何も変わらないんです。わかった気になるだけ。
バグってる自分が正しいと思うことは、所詮「助けてもらえない私」の証明のための言動になってしまうから、
本当にそこから抜けたいなら、あえて自分の傷を隠さないで、本当にそうなのか見てみる、感じてみる。
それが枠の外に繋がるから。
今回の私の場合は
「何の価値もなく役にも立たない私のままでいること」役に立たないとダメを終わらせるために、役に立たない自分を隠すための鎧(がんばる、価値を証明する)を外すこと。
それを隠さず伝えること。
私にとって、とてもとても勇気がいる。そしてとても怖くなる。
でも、色眼鏡を外したい。もっとありのままを受け取れる私になりたいから夫に伝えることにしたんです。
つづく